たおやかな毒、あるいは




お伽話が息づくロイストン。
ロイストンに住むイヴリンとレイチェルは、ある晩、ひどく恐ろしい秘密を共有してしまう。

あれは、本当に現のことだったのでしょうか。

現実と妄想の間にゆらめきながら、一人の少女は悲劇へと転じていく。